大阪エキスパート

■東住吉区針中野の特殊清掃その2/孤独死現場の片付け

2018年08月31日

孤独死現場作業後のオゾン脱臭

孤独死されたお部屋のお掃除

前日の殺虫剤のおかげで、壁に張り付いていたハエたちの死骸が床一面に散らばっています。スタッフは各自持ち場につき、分別しながらゴミ袋にどんどんゴミを詰め込んでいきます。通帳・印鑑・現金・貴金属などが見つかれば、別の箱に入れておき、作業完了後、ご依頼者さまに返却致します。

今回、和室にお布団を敷かれた上で亡くなられていたようです。この暑さで体液が溶け出し、布団から滲みだして畳にまでしみていました。畳の表面を拭いただけでは、汚れも臭いも取れませんので、その部分の畳をあげて処分し、専用の洗剤で床洗浄を行いました。

キッチンは長らく調理をされていない様子が伺えました。通常こういったお部屋は流しやガス台がドロドロなのですが、流しは乾燥していました。ガス台には年季の入ったやかんと鍋が置かれていました。お食事はちゃんと摂られていたのでしょうか。お部屋の荒れ方は認知症、セルフネグレクトだったのかもしれません。

作業完了後は、リフォーム工事がはいるそうで、掃除機をかけ簡易の清掃を行って終了です。お部屋の臭いを除去するため、オゾン脱臭装置をセットし部屋を出て、翌日装置を回収に伺いました。

この夏は、猛暑のせいでしょうか…こういった現場の片付け依頼が多かったです。

故人のご冥福をお祈り致します。

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