あなたの空き家は大丈夫?
孤独死現場の片付け依頼と同様に、増えてきているご依頼に「空き家の片付け」があります。親御さんが亡くなり片づけをしないまま何年も経過してしまった。親御さんから相続したものの、住む予定がなく放置したままになっている、というお話をよくおうかがいします。
空き家の対策には3つのポイントがあるといいます。予防・管理・利活用です。
■空き家発生の予防は、住んでいるうちからの準備にあります。
①建物を誰にどう引き継ぐのか。相続する際の意向を明確にしておくことです。
②権利関係を確認し、相続が発生した場合は相続登記をしておきます。
③空き家になった場合の活用法を予め決めておくことです。
④家財や荷物の整理をしておくこと
■空き家の管理は、管理不全空き家にしないように管理をしっかり行うことです。
①空き家の近隣に住んでいる場合は、週に1回、月に1回と定期的にお手入れをするとよいです。通気・換気・蛇口をひねり水を流す・郵便ポストの管理も行いましょう。
②遠方に住んでいる場合は、空き家管理サービスを利用するという方法もあります。
■空き家の利活用は、自分で済む予定がない場合にどうするかです。
①売却する⇒自分が住む予定がなければ、次の人に住んでもらうことを考えてはどうでしょう。売却する場合は、不動産業者に仲介依頼をするのが一般的なようです。
②賃貸に出す⇒借主が日常的な管理を行ってくれるので、所有者の手間なく管理できます。
③解体する、という選択があります。家の損傷が著しく、倒壊の危険が大きい、リフォームに費用がかかりすぎる等で空き家活用ができない場合、建物を解体して土地として活用する方法もあります。
上記、いずれにしても、住居に残された家財の処分は必要です。
空き家の片付けや家財処分もお任せください。
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